ドレスは「素材」によって大きく印象が異なるものでもあります。
ここではパーティードレスによく使われる代表的な素材を取り上げます。
非常によく見る3つの生地~シフォン
非常に柔らかく、少し透けてみえるのがシフォンの特徴です。
もともとシフォン生地は絹で作られていましたが、現在は安価な化繊で作られることも多くなりました。
柔らかく着心地がよいのが特徴で、さまざまな色で展開しています。
シルエットが柔らかく仕上がるので、女性のドレスに最適です。
マキシ丈であっても肌触りに違和感はなく、快適に着ることができるでしょう。
などのように、目を引く青いドレスなどもシフォンを素材として作られています。
非常によく見る3つの生地~サテン
サテンは、美しい光沢を描けるのが特徴です。
パーティー会場の光を受けて輝くサテンは、ハレの日のドレスの素材として最適品だといえるでしょう。
滑らかな手触りもうれしく、高級感のあるドレスとなります。
たとえば、
などがその代表例です。
またサテン生地は、ドレスとしてのみならず、小物にもよく使われています。
美しく輝くサテン素材の小物もまた、パーティー会場に相応しいものだといえるでしょう。
非常によく見る3つの生地~レース
レースに関しては、もう説明をする必要もないでしょう。
華やかな雰囲気を作り出し、高級感漂うドレスを作るのに役立ちます。
肌をすけさせて軽やかに見せるレースもありますが、刺繍のようになっている重厚感のあるレースも存在します。
両方ともまったく異なった性質を持っているのでよく見たいものです。
レースは「ドレスそのもの」の素材として使われることもありますが、
襟元や肩口など、ドレスの一部分にだけ使われることもあります。
このような「使う部位の違い」「使う面積の違い」でも、表情が大きく変わります。
その意味では、レースは非常に多くの顔を持つ素材だといえるでしょう。
ドレス一例