結婚式で頼まれるものは、余興やスピーチだけではありません。
乾杯のあいさつを頼まれることもあります。
この場合はどうしたらよいのでしょうか。
乾杯のあいさつは「スピーチ」とは違う
まず注意してほしいのは、「乾杯のあいさつはスピーチとは違う」ということです。
スピーチはある程度長い言葉を述べますが、乾杯の場合は短く、シンプルにまとめるのが基本です。
乾杯の場合はすでにグラスを持っている人も多く、場合によっては起立の姿勢を取っていることも多いため、簡潔にするようにしましょう。
乾杯のあいさつは、
・2人の結婚を祝福する言葉と、両家の親族を寿ぐ言葉
・自分の立場
・これからの先行きが明るいことを願って、乾杯!
というような構成をとります。
ここに軽くエピソードを交えることもありますが、友人代表のスピーチをほかの人が行っていた場合などは、必要性は薄いでしょう。
マメ知識
乾杯のときにはグラスをぶつける? ぶつけない?
しばしば問題となるのが、「グラスはぶつけるか、ぶつけないか」ということです。
実はフォーマルな場などでは、グラスはぶつけないのが一つのマナーとなっています。
特にワイングラスなどはかなり繊細にできているため、ぶつけることでひび割れてしまうこともあります。
ただ、現在の日本では、「乾杯といえばグラス同士をぶつけあうもの」というように理解されていることも多いでしょう。
このため、頑なにグラスを合わせないというやり方では、かえって場がしらけてしまう可能性もあります。
周りの雰囲気ややり方に合わせて、臨機応変に対応をするとよいでしょう。
なお、ぶつけない場合は、ちょっとグラスを掲げるようにするのが正式です。
乾杯の挨拶にも似合うドレス
dressyのドレスでパーティを盛り上げましょう!