ドレスに「レース」はつきものです。
ただ、この「レース」にも数多くの種類があります。
今回は、この「ケミカルレース」について取り上げましょう。
ケミカルレースってどんなもの?
「ケミカルレース」という言葉は、多くの人にとってあまり聞き慣れないものでしょう。
まずはこの言葉の意味から解説していきます。
「ケミカルレース」とは、「ある布地に刺しゅうをし、化学的な処理を施して布地を溶かして作るレース」をいいます。
化学処理をすることで布地が溶けてなくなるため、刺しゅうで作られたレースだけが残ります。
このレースは、刺しゅうで作られているため、1個ずつ切り離すことができます。
ドレスの場合はある程度の長さを確保した状態で利用されることが多いのですが、この特性を利用して、小物づくりなどに利用する人もいます。
そのデザインは非常に繊細で、時に大胆で、時に愛らしく、時にチャレンジフルなものです。
ドレスに使うことで、ドレスはまた個性的な表情を見せるようになります。
ケミカルレースを使ったドレスを紹介します
ケミカルレースを使ったドレスの数は、それほど多くはありません。
しかし「珍しい」とまでは言えないもので、レンタルドレスのラインアップにもケミカルレースを用いたものをご用意しています。
スカートにケミカルレースを施したものです。
ベースの色がベージュ~ピンク色であること、リボンブローチが付いていること、スピンドール(スピンドル。
ヒモの編み上げ)であることから、非常に柔らかく、優しい雰囲気を出せるドレスです。
ケミカルレースをふんだんにあしらった上半身は、インパクト十分です。
単色ドレスですが、ケミカルレースのおかげで華やかな1枚に仕上がっています。
また、この立体感は、ケミカルレースならではのものです。
オフショルダーでタイトデザインのセクシーなドレスですが、上品で落ち着いた、それでいて個性的な印象に仕上げられたドレスです。
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