ハレの場に着ていくことになる「パーティードレス」はいつだって女性を特別な気分にさせてくれるものです。
古今東西、多くの人がこのパーティードレスに胸をときめかせてきました。
ここでは、そんなパーティードレスの歴史・流行史について取り上げていきます。
パーティードレスの誕生は15世紀前くらい?
パーティードレスの正確な発祥年は分かっていませんが、15世紀前くらいから出てきたと言われています。
当時は体型をカバーするかたちのドレスが主流でした。
もっとも、「どこからどこまでをドレスとするか」は判断が分かれるところです。
「高貴な女性が来ていた、ほかの人たちから見ればドレッシーなもの」を「ドレス」として位置づけるのであれば、その歴史はもっと古いということになります。
パーティードレスといえば、多くの人が思い浮かべるのが「西欧宮廷」でしょう。
ここでパーティードレスは大きく変化を遂げることになります。
有名なマリー・アントワネットはお気に入りのローズ・ベルタンという仕立て屋を殊の外愛し、彼女に数多くのドレスを作らせました。
胸元をひらいたドレス、コルセットやパニエの利用なども見られるようになりました。
さらにパーティードレスはどんどん進化していきます。
金銀の糸を使ったものやレースをふんだんに利用したもの、宝石を縫い止めたものなどは時には批判の対象となったものの、多くの貴族に愛されていました。
パーティードレスの現在
かつては貴族のものだったパーティードレスは、現在では広く利用されるようになりました。
結婚式に参列する際やちょっとリッチなレストランに行く際にも着られるようになりました。
またかつてのパーティードレスはオーダーメイド、あるいはしばらく時代が経ってからも「購入」が基本でしたが、現在は「レンタルドレス」も選択肢の一つとして挙がるようになりました。
当店では、
美しいデコルテ部分が特徴のドレスや
ちょっとユニークなバイカラードレス、
マタニティー対応のドレスなども扱っています。
長い歴史に育てられてきたパーティードレスは、現在では「自分好みの」「自分の体型に合ったもの」を「自分に合った方法で」選ぶように進化していったと考えてよいでしょう。