結婚式の際に気になるのが、「ドレスコード」です。
特に困るのが、「平服でいらしてください」というような案内です。
結婚式における「平服」とはどのようなものをいうのでしょうか。

平服は「普段着」のことじゃない

「平服でいらしてください」とあっても、これは「普段着で来てください」という意味ではないと理解しておかなければなりません。
ジーンズやトレーナー、スニーカーなどのような服装は厳禁です。
また、平服の場合でも、「白色」は使ってはいけません。
これは花嫁さんの色であるため、どのようなドレスコードが指定されていた場合でもNGです。

正解は「きれいめコーデ」

では、結婚式における「平服」とはどんなことをいうのでしょうか。
これは、いわゆる「きれいめコーデ」のことだと考えておけば間違いありません。
上品なワンピースや、ドレッシーなシャツなどを選びます。
女性の略礼装といえばスカートをイメージする人も多いかもしれませんが、パンツスタイルでの出席もバッドマナーではありません。
これらにボレロやジャケットを合わせるときれいに決まります。
また、素材にもこだわりましょう。
あまりにも日常的すぎるものやシワになりやすい素材のものは避けるべきです。
ワンピースは明るい色のものを選び、長さは膝丈程度のものを選びます。
極端なミニ丈のものは、平服の場合でもバッドマナーとされています。
一般的な結婚式ではNGとされるタイツも、平服の場合ならば容認されることもあります。
特に冬場などの寒い時期では、この可能性も高くなるでしょう。
しかしやはりストッキングの方が無難ですから、迷ったのならばストッキングを選ぶべきです。
また、靴も、基本的にはオープントウのものは避け、パンプスを選ぶようにします。
このように、「平服」といっても、「普段着」とはまったく異なる意味を持っています。
この点を間違えず、きちんとした装いを心がけましょう。

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