ドレスに限らずファッション全体についていえることではありますが、「全体のバランスを考えたうえで、アクセントとしてほかの色を入れること」は、ファッションのクオリティを上げるうえで非常に重要です。
今回はそれを「差し色」の観点から見ていきましょう。
差し色とは何?
差し色とは、簡単にいえば、「洋服やドレスに入れられる、アクセントとなる色」をいいます。
たとえば、全身黒のコーディネートのときに赤色や黄色の鞄を持った場合、この鞄が「差し色」になります。
差し色を入れることで、ファッション全体にメリハリが出るようになります。
またその差し色に視線が知らずに惹きつけられるため、周囲の人へのアピールにも役立ちます。
ファッション上級者のような印象を与えることもできるため、多くの人がこの「差し色」を使ったコーディネートをしています。
ドレスは単一色が多いので、鞄で差し色をつくる
一部の例外はありますが、ドレスの場合は単一の色の布で構成されていることが多いかと思われます。
「一部分はレースで、一部分はポリエステル」という場合でも、全体として見た場合はレースもポリエステル部分も白色~ピンク色……ということはよくあります。
こんなときに役立つのが、「鞄」です。
あえて同系色でまとめるのではなく、人の目を引くようなまったく違う色を用いるのです。
たとえば、上で述べた白色~ピンク色の淡い色のドレスの場合は、人目を引くはっきりした青系統の鞄などを用いると良いでしょう。
また、存在感のある赤色なども、柔らかな印象に異なるアクセントを加えてくれます。
また、人気の高いネイビーカラーのドレスの場合は赤色や黄色の小物と相性がよく、緑色のドレスは黄色などと相性がよいという特徴があります。
差し色に明確な「正解」はありません。
ただ、美しくインパクトのあるカラーのアイテムを差し込むことで、ドレス全体の印象が大きく変わることは覚えておきたいものです。
dressyでは色々なカラーのアイテムを取り揃えておりますので、ぜひ差し色コーデにもチャレンジしてみてくださいね!